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2024.02.29 Instaglam #BBB普段、私たちがFacebookやInstagramなどのSNSで見かけるSNS広告は、ブランドの認知度を高めたり、ユーザーの送客に適しています。
その中でもFacebook広告はターゲティング精度が高く、低コストでも出稿可能なため、SNS広告を初めて利用する方におすすめです。
しかし、Facebook広告を始めるには、クリエイティブの作成・広告アカウントの開設・入稿作業など、多くの手順や準備が必要となります。
また、SNSは短期間でトレンドが大きく変わるため、常にリサーチを行うことが重要となり、スピーディーにPDCAサイクルを回しながら効果検証を行わないといけません。
そこで本記事では、Facebook広告を出したことがない方に向けて、Facebook広告の出し方についてまとめました。
Facebook広告の特徴
広告運用を始める前に、Facebook広告の特徴を抑えておきましょう。
Facebookには下記のような特徴があります。
- ターゲティング精度が高い
- 広告フォーマットが充実している
- Facebook以外の配信面にも出稿できる
ターゲティング精度が高い
Facebook広告は、他のSNSと比べてターゲティング精度が高いことが特徴です。
ユーザーはFacebookに登録する際、年齢・性別・地域など細かく設定するため、これらの情報をもとに細かいターゲティングが可能となります。
細かいターゲティングを行うことで、コンバージョンの獲得やクリック率の増加が期待できます。
また、顧客リストやカスタムオーディエンス機能を活用することもできます。
顧客リストやカスタムオーディエンスを利用することにより、既に自社のビジネスを知っているユーザーへのアプローチが可能となり、高い費用対効果が得られます。
広告フォーマットが充実している
Facebook広告には豊富な広告フォーマットが用意されています。
- 静止画広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
ブランドの認知度を上げる・ユーザーを送客するなど、目的に合わせてフォーマットを選択することができます。
Facebook以外の配信面にも出稿できる
Facebook広告は、InstagramやMessenger、Meta Audience Networkにも同時に配信することができます。
配信面を選択することも可能ですが、指定しない場合は全ての広告枠の中で配信面が最適化されます。
■Facebook広告の配信面の詳細はこちら
Facebook広告の始め方
まず、Facebook広告の始め方を解説します。
Facebookで広告を配信するためには、下記を事前に用意しておく必要があります。
- クリエイティブ
- Facebookの個人アカウント
- Facebookページ
- ビジネスマネージャー
- 広告アカウント
Facebook広告で用意しておくもの
クリエイティブ
クリエイティブには、静止画クリエイティブと動画クリエイティブがあります。
また、作成したクリエイティブはカルーセル広告、コレクション広告としても配信可能です。
クリエイティブを作成するには、下記のようなツールを使用します。
- Canva
- CapCut
- Adobe Premiere Pro
初心者でも使用しやすい無料のツールも多く用意されています。
Facebookの個人アカウント
Facebook広告を出稿する上で、Facebookの個人アカウントは必ず準備しておく必要があります。
個人アカウントはこちらから無料で作成することができます。
■Facebookの個人アカウントを作成する
Facebookページ
Facebookページとは、情報発信やユーザーとの交流や、企業・ブランドの情報発信を行うことができるページです。
Facebookページはこちらから無料で開設することができます。
■Facebookページを作成する
ビジネスマネージャー
ビジネスマネージャーは、Facebookページ・Facebookアプリ・広告アカウントなどを一元管理できる機能で、Facebookにおけるマーケティング活動や広告活動を行うために必要不可欠です。
1つのビジネスマネージャーを複数人での使用が可能です。
広告アカウント
Facebookで広告を配信するためには、広告アカウントが必要となります。
広告アカウントはビジネスマネージャーで作成することができます。
広告アカウント内でFacebook広告を出したり、配信調整を行います。
支払い方法の設定
Facebook広告では、下記の支払い方法が選べます。
- クレジットカード/デビットカード
- PayPal
- 銀行振込
クレジットカード/デビットカードは、VISA・MasterCard、American Express、JCBが使用できます。
クレジットカード支払いの場合は、カードの有効期限に気をつけましょう。
有効期限が切れてしまうと、配信できていた広告が停止になってしまいます。
Metaピクセル・コンバージョンAPIの設定
Facebookの配信ではMetaピクセルの設定、またはコンバージョンAPI(CAPI)の設定が必要です。
Metaピクセル・コンバージョンAPIで必要なピクセルは、ビジネスマネージャのビジネス設定にある[データソース]から発行することができます。
Metaピクセルの設定
Metaピクセルとは、Webサイトに設置するコードを指します。
発行したピクセルをページに設置することで、サイトへ訪れたユーザーのアクションを確認しやすくなり、広告の効果を測定することが可能となります。
▼設定方法はこちら
- ビジネスマネージャの[ビジネス設定]に移動
- ビジネスを選択 [データソース]をクリック
- [データセット]を選択
- ページ上部の検索バーのそばにある[追加]をクリック
- ピクセルの名前を入力
- ウェブサイトのURLを入力(任意)
- [Metaピクセルのみ]をクリック
- コードを手動でインストールする
最後に、取得したコードをLPやサンクスページに設置します。
コンバージョンAPI(CAPI)の設定
コンバージョンAPIとは、Cookieに依存しない計測方法を指します。
広告主が持つサーバーからMeta社の広告サーバーへ、直接イベントデータを送信することで、より正確に計測を行えるようになりました。
コンバージョンAPIの設定方法は複数ありますが、今回は1つの設定方法をご紹介します。
▼設定方法をこちら
- ビジネスマネージャの[ビジネス設定]に移動
- ビジネスを選択 [データソース]をクリック
- [データセット]を選択
- ページ上部の検索バーのそばにある[追加]をクリック
- ピクセルの名前を入力
- ウェブサイトのURLを入力(任意)
- [コンバージョンAPIとMetaピクセル]をクリック
- ピクセルIDとアクセストークンを取得
- ASPの管理画面で設定を行う
弊社のASPでもコンバージョンAPI(CAPI)の設定が可能です。
コンバージョンAPI(CAPI)の設定を検討されている際はぜひご相談ください。
Facebook広告の出し方
Facebook広告の配信に必要なものが用意できたら、広告アカウント内で入稿作業を行います。
Facebook広告の出し方
- キャンペーンを作成する
- イベントの設定
- 配信金額の設定
- オーディエンスの設定
- 配信面の設定
- クリエイティブのアップロード
- 遷移先の設定
最後に入稿完了のボタンを押して、入稿作業は終了となります。
配信開始日時になったら配信が開始されます。
Facebook広告における様々な配信設定
Facebookには、興味関心ターゲティング・リターゲティングなど、様々な配信設定が用意されています。
興味関心ターゲティングでは、広告セット内の詳細ターゲット設定でターゲットとなるユーザーが興味を持っていそうなカテゴリーを選択し、そのカテゴリーに興味や関心のあるユーザーにアプローチすることが可能です。
リターゲティングとは、過去に自社ページを訪問したことがあるユーザーに対して、再度広告を配信することです。ブランドやビジネスを知っているユーザーに広告を配信することにより、コンバージョンが発生しやすいというメリットがあります。
Facebook広告を出す上での注意点
Facebook広告を出す上で、気をつけるべき注意点を3つご紹介します。
- 広告ポリシーに違反していないか
- 誤字・脱字はないか
- セグメントは設定できているか
広告ポリシーに違反していないか
Facebook広告を配信する際、特に気をつけなければいけないのは「広告ポリシーに違反していないか」ということです。
広告マネージャーで広告を入稿した後、審査が入ります。
通常であれば24時以内に審査が完了しますが、Facebookの広告ポリシーに違反してしまうと審査に落ちてしまい、配信することができません。
禁止されているコンテンツは下記になります。
■Facebook広告のポリシー
誤字・脱字はないか
Facebook広告を公開する前に、誤字・脱字がないかプレビューから最終チェックをすることをおすすめします。
配信を開始した後に誤字・脱字に気づいた場合、途中で差し替えてしまうと、Facebook広告の情報収集の期間が長くなってしまいます。
広告配信においてスムーズに最適化をかけるためにも、Facebook広告を公開する前にダブルチェックしましょう。
セグメントは設定できているか
Facebook広告ではセグメントの設定が適切に行われていないと、広告の効果を最大に発揮できません。
ユーザーの性別や年齢、属性を細かく設定し、ターゲットを絞り込むことができます。
余計なコストを発生させないためにも、セグメントの設定は重要になります。
まとめ
Facebook広告は初めから上手くいくとは限りません。広告運用には専門的なスキルやノウハウが必要となります。また広告の効果を高めるために、スピーディーにPDCAサイクルを回しながら仮説検証を行うことが重要です。
弊社ではMeta公式資格を所有したメンバーが運用代行を行っているため、自社運用が難しいという場合には、コーポレートサイトにあるお問い合わせフォームからぜひご相談ください。